ご挨拶
Made in Japan が世界に通用する高品質・高性能の代名詞として、高評価を得られるようになったのは、21世紀に入ってからです。
かつて日本は、終戦後の復興とともに高度成長を遂げ、製造業を中心に「世界の工場」として躍進し経済立国になりました。やがてグローバル化による海外進出が常態化し、日本国内における産業化の空洞化という問題が生まれました。
これを教訓に、製造業各社は従来以上に「品質」を重視した製品開発に転換し「経済先進国」として新興国との差別化を図っていったのです。いつしか、総合的に高品質化した日本製品の価値は世界中から羨望の眼差しを受け、日本製=最先端製品となったのです。
私たち信和機工は、その日本が世界に誇る高品質・高性能を支える機械工具を軽、重工業、機械、電気、電子工業にいたるあらゆる業種・業態に製品を供給してきました。
当社は、日本の産業界が、ハイクオリティの上をいく、“ハイバリュー(高価値)”を追求する時代になることを早くから察知し、時代に応じた製品の供給と提案をすると同時に“ただひたむきに創り手から使い手に信を届ける専門商社”を実践してまいりました。
それは企業理念である「顧客第一主義」から、お客様の納得感・満足感を常にとらえ、本当に価値あるもの、高品質なものをベストなカタチで提供するという“信実一路”の精神が功を奏しているものと確信しております。
これまで歩んできた歴史と実績に決して甘んずることなく、真摯で誠実な対応を堅持しつつ、ますます多様化する産業界の指針となるよう努めてまいります。機械工具を通じ、日本のあらゆる産業を支え続ける信和機工にこれからもご期待ください。